いつまでもいると思うな親と推し、そしてソシャゲ

すごいダラダラ吐き出すどうでもいい私の話。

大学の先生にめちゃくちゃ音楽が好きな人がいて、その先生が自分の好きなアーティストをズラーーーーって並べたスライドを出して自己紹介した時があった。

その時にたまたま目に入ったのが「でんぱ組.inc」って名前。でんぱ組.incはメンバー全員が何かしらのヲタク、ネトゲ廃人もいるしコスプレイヤーもいるし、引きこもりも厨二病もいる、すごいよく分からないアイドル(当時の印象)。元々名前だけは聴いたことあった。でも曲を聞こうとか思ったことなかったのに。その日はちょっと違ってて、あ、って思った、その日の夜すぐ調べてMVを漁った。

思えば本当に運命ていうかターニングポイントだったんじゃないかと思う。そこで宇宙を駆ける金色の異端児こと最上もがさんを見つけるわけです。WWDっていう自己紹介ソングがあって、そこでめちゃくちゃなネトゲプレイ法を披露(?)してるわけですが私はもうなんかびっくりしちゃって、え!金髪のしかもショートヘアの!こんな可愛いアイドルいるんだ?!??!しかもヲタク?!??!みたいな、それはもう衝撃で。私の中の知ってるアイドル像だと黒髪ロングヘアのキャルンキャルンな感じだったからウソ?!??!となってしまってもうそこから釘付け。でんぱはまず歌がヤバい、めちゃくちゃ。テンポが速い、音が高い。しかし狂える。楽しい。MVが可愛い。わたしが今まで聞いてきた音楽には無かった感じだった、あ、いや電波ソングを世界にお届けしてるから電波ソングではある。でもそこにメンバーのパフォーマンスがつくとそれはもう唯一無二なもんで。特に最上さんの甘い歌声としなやかで美しいダンスに夢中になってしまった。

ここで人生初めて、推しというものができる。

でんぱ組.incを知った時期がちょうどアルバムが出る時期で、彼女たちはリリースイベントを各地で回っていた。私はどうしても最上さんを、でんぱ組.incを生で見たい!ライブ見たい!と思って、いやここで私も変わったと思うのは今までそんなライブとか行こう思わなかったヲタクだったから、そのへんの心の変化にびっくりして。
めちゃくちゃ見たいから、クリスマスシーズンの横浜に1人でリリースイベント行ったわけ。




ここで初めて生の、ライブパフォーマンスのパワーの凄さを感じる。



いやすごい、可愛い、存在してる、画面の中にいた彼女たちが目の前で歌って踊ってる、手を振ってくれる、笑ってる、すごい、実在してるってすごい!ってなった。

あと生ってすごい!って思った。音源以上に何かのパワーがあった。

一気にファンになってアルバム買って、過去の曲とかも漁ったりして、ライブにも行った。初めてフェスとかも行った。そしたら他のアイドルもすごくて、ステージでキラキラしてんの、本当に。アイドルって可愛いだけじゃない。すごい!ってパワーをめちゃくちゃくれる!ってなっちゃってそこからアイドル好きになった。

特にでんぱは特別でライブめちゃくちゃ楽しいーーーーー!ってなっちゃったわけ。もう最上さん尊いし、何より6人のパフォーマンスがすごくてミューズだった。女神だって思った。でんぱがいれば最上さんがいれば大丈夫だ!ってなるぐらいだった。
と言っても貧乏金欠ヲタクだったのでそんなにライブには行けなかったんですけど、マジでヲタク失格。いや違うそういうことじゃなくて

で、しばらくはアイドルというかライブ好きのヲタクをしていたわけです。漫画もアニメもソシャゲもしつつ。

めちゃくちゃ話は変わって、ある12月辺りにフォロワーからあるアプリを紹介されるわけです。

それが「バンドやろうぜ!」

この当時、私はアイドル好きだったので、バンドはたまに聴くぐらい、バンドサウンドをバックに歌うアイドルエモい!とか思ってるようなヲタクだった。フォロワーからは「システムがアレなんだけど(当時リセマラがしづらかった)曲が良いからやってみて」って勧められて、曲を聞いたら本当に曲が良いから、ほーーーーんやってみるか、みたいな感じでホイホイインストールしたんですよ。

そしてハマった。

元々バンドサウンドは嫌いじゃないむしろ好きだったからもう本当に曲が良い、そしてその時選んだのがフェアエプ。フェアエプの楽曲にはアンカフェの人が曲を提供していて、昔アンカフェ聴いてたから懐かしさもあって、しかも曲が良い、めちゃくちゃ良いから、ヤバ~~~!ってなった。

けどまだアイドルが好きだし、他にも抱えてたアプリもあるしそこまでじゃなかったんですよ。

ここで出てくるのはでんぱ組.incで開花(?)したライブ好きの魂。
そして朗報。

OSIRISとBLASTのツーマンギグである。



たまたまフォロワーがチケを余らしていて、行けることになって赤坂BLITZに向かった。どうでもいいけど今マイナビ赤坂BLITZだっけ?あとめちゃくちゃどうでもいいけどでんぱちゃんとキティちゃんのライブも赤坂BLITZだった行きたかった。いやそうじゃない。

アプリ発のライブだろ?バンドのライブどんなんか知らんな?楽しめるかな~~~?






やばい。


とてつもなくやばい。


そこにアプリの中にいるバンドマンがいた。
歌ってた、演奏してた、喋ってた、生きてた。

びっくりした。

そこからどっぷり。周りのヲタクにバンドやろうぜ!って言いまくる今みたいなゴリラになるわけです。

そんな感じにバンドのライブもいいな、今度またあったら行こう、アイドルのライブも行きたいからな、どうしようかなうまくやらなきゃな、とかこれから忙しくなるな~~~とか思ってキャッキャウフフしてた私に衝撃の事件が起きる。



推しが突然の脱退。

衝撃だった。
脱退前に武道館公演があって、この先ライブの予定はありません。が、必ず戻ってきます。とメンバーたちが涙ながらに言ってくれた。私はもうボロ泣きで、でも絶対戻ってきてくれるって伝わったから絶対その時まで待っていようと思ってた。思ってたけど、その前後、いや結構前から推しは体調が悪そうだった、すごい心配になるくらい。ぶっ倒れて二度とステージに立ってくれないんじゃないかって思うくらい。
だから脱退って聞いてちょっと安心した面もあった。生きてくれるだけでファンサだ、って。

人生初、「推しがグループからの脱退」を経験した。

しばらくショックで曲も聴けなくなるくらいになってしまった。もう推してるものが人がこういうことになって欲しくないって思った。けど、でんぱ組.incや最上さんと出会って貰った、ライブの楽しさや音楽の楽しさや、マイナスからのスタート!やってやろうじゃん!みたいなものすごいパワーは今現在も無くならなくてずっと私の中にあるからすごいなあと思う。変わらないものはないけど、変わらずにあるものもあるんかと思った。

そこからは違うアイドルとかのライブ行ったり、バンやろやったり、バンやろ繋がりで知ったPENGUIN RESEARCHていうバンドにハマって、欠けた何かを埋める、つもりはなかったけどなんとなく救いは求めてたかも、でどっぷりやってたわけです。

そしたら最近、推しが芸能活動復活して!
めちゃくちゃ嬉しくて、本当に嬉しくて私はまたまた!さらに!ハッピーになってしまったわけです。推しが戻ってきた!また応援できる!しかも今は楽しいと思える作品もいっぱい!ヲタク楽しい!みたいな。

特にヲタクとしては、バンやろは本当に周りに恵まれたのもあって、めちゃくちゃ楽しくて、特にライブ好きを開花された私にとって、OSIRISていうアプリ内のバンドがガチでかなりの頻度でライブをやってくれる珍しいジャンルだったから尚更かもしれない。もうひとつ理由としては中の人の1人はPENGUIN RESEARCHていうバンドやっててそっちもめちゃくちゃ楽しくてバンやろきっかけで知ったからバンドやろうぜ!ありがとーーーーー!!!!!!!!!!ライブ楽しいーーーーー!!!!!!!!!!ってなってしまったのである。
あ~~~~~~楽しいヲタク生活だ!!!!!



そんな折、今日


バンドやろうぜ!の更新終了が発表された。




予兆はあった。Twitterで騒がれてた。嫌だなとか思ってた。それこそ最上さんの時みたいに。なんとなく。なんとなくあったけど信じたくなかった。まだまだいけるやろ!こんなに盛り上がってんじゃん!って思った。いやまだ終わってませんけど。まあそこは置いといて。

ここで改めて思い知るのが
いつまでもいると思うな親と推し、そしてソシャゲ

アイドルに卒業はつきものだし
アプリに配信終了はつきもの
バンドに解散もつきもの

始まりがあるものには終わりがある

分かってはいるけど
受け止めきれないよなあ

でもバンやろにもめちゃくちゃに貰ったものがあって、バンドのライブがめちゃくちゃ楽しいってことが知れたこと、めちゃくちゃ良い音楽に出会えたこと、めちゃくちゃ楽しい友人たちが出来たこと、あとシナリオもめちゃくちゃ良くて、人生。彼らの成長が青春の追体験だった。眩しい~~~~~~!って思った、どっかに置いてきたキラキラ取り返したかも。そんな感じだった。あと熱量。関係者の熱量が本当にすごい。なんかすごい色々貰った。バンやろハマってからめちゃくちゃ濃かった。5年くらい経った(?)

いやここまでダラダラ書いたけど何が結局言いたいんだって、私の推しは最高だし、バンドやろうぜ!も最高だってこと

ヲタクやって、いろいろな作品に出会ってきて、誰かの熱量で作り上げられた作品は人を巻き込むパワーがある、すごい

たとえばそのもの自体が消えてしまっても、そのものが教えてくれたことはずっと自分の中にあって、糧になってるなって思うわけです

だから好きなものは好きでいたい
自分ができる限り応援していきたい
そう思ったわけです

推しの脱退とソシャゲの更新停止

もっとああしておけばよかった
こうしておけば
って思わないこともないけど

その時その時で自分が好きなものに対して
自分が最善だと思う応援をしていきたいなって思う、後悔したくないからね

形は変わってもまた会えるかもしれないし、
実際推しは戻ってきてくださった(優しさ……(私は何も出来なかったし、してなかったと思う……))

好き嫌いとかはあると思う
私もあるし
でも嫌いとかそういうの出す前に

好きなものに対して時間をめいいっぱい割いて楽しみたい、じゃないともったいない!

だから、なんていうか
私はこれからも気持ち悪いゴリラなヲタクでライフを楽しみます!

バンドやろうぜ!!!!!!!!!!(締め)